肌についての基礎知識
肌をキレイに保つための第一歩としてまずは肌のことを知っておこう。
案外顔はデリケートな部位だからスキンケアをする上でも重要だ。
男が知っていると意外性があって女性に感心されるぞ!
ちょっと難しいかもしれないが説明していこう。
案外顔はデリケートな部位だからスキンケアをする上でも重要だ。
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肌について知ろう

一番表面から順番に言っていくと、表皮、真皮、皮下組織となっているんだ。
基本的に肌の大きな役割と言うのは、外からの刺激を保護する作用がある。
異物が体内に侵入しないように防いだり、すぐに傷ができないようにしているんだ。
よく女性用の化粧品のCMで耳にする「角質」と呼ばれるものはこの表皮にあたる。
では表皮についてもう少し詳しくみていこう。
表皮の役割
身体は日々細胞が新しく生まれ変わっている。理科の授業で習ったと思うが細胞分裂というやつだな。覚えているか?
表皮は細胞分裂することでバリア機能を維持しているんだ。
表皮の奥からどんどん新しい細胞が生まれて表面に押し上げられていくんだ。
最終的には角質と呼ばれるものになり、アカとなって身体から剥がれ落ちる。
この一連の流れを「ターンオーバー」といい、28日かけて起こるんだ。

テレビCMでは「ターンオーバーを助ける」というセリフを聞くが、年齢とともにターンオーバーが遅くなってくるから助けてやる必要があるってわけだ。
肌荒れやニキビが起こってくる原因としても、ターンオーバーが影響しているぞ。
他には皮脂も影響している。
表皮には汗腺と皮脂腺が存在しており、汗をかいて体温調節をしたり皮脂を分泌して肌をコーティングしたりするんだ。
皮脂と聞いただけでなんとなく悪者のようなイメージをもつかもしれないが、肌をキレイにに保つのに必要なんだ。
肌と言うのは弱酸性というのはビオレのCMを見たことがあるなら知っているよな。
この弱酸性と言うのがとても重要で、肌表面の雑菌の繁殖を抑えるのに一役買っている。
とはいっても、皮脂が分泌しすぎるのもあまりよくはない。
というのも、皮脂が長期間肌に残っていると古くなってくるんだ。
ずっと酸素に触れていると「酸化」と呼ばれて違う物質に変わってくる。
この酸化によってできてくる物質が肌荒れや老化をすすめる原因となるんだ。
特に毛穴の周りには常に皮脂が溜まっていて、そこが老化が進みやすい場所なんだ。
だからこそ、古くなった皮脂や落とす必要があるってことだな。
皮脂が分泌しやすい年齢は10代後半からだな。
これは成長ホルモンが関係してくるんだ。
小学生では肌がキレイだったが、中学・高校になってくるとニキビができてくる奴は多いだろ?
しかもホルモンの関係上、女の子よりも男の方が皮脂の分泌量が多いからやっかいだ。
特に男はあまり肌を意識しないから、この思春期って時期に肌のケアをするかしないかが、それ以降の肌のキレイさを決めてしまうこともあるんだ。
ただ、思春期でスキンケアを怠ってしまったら、それ以降はどうしようもないのかというと、そうでもない。
きちんとケアをしていけば、挽回のチャンスはあるからな。
現に、『ヒルナンデス!』のMCをしているウッチャンナンチャンの南原清隆はガタガタな肌をしているなって思っていたが、最近は「少しキレイになってきたんじゃないか?」って思えるからな。
そのためには日々のスキンケアが重要ってことだ。
では、次のページではスキンケアの基本について話していくぞ。
スキンケアの基本>>
まとめ
肌の表面にあたる表皮には保護作用がある
表皮はターンオーバーによって新しくなるが、ターンオーバーが崩れると肌荒れを起こす
皮脂の分泌は肌を保護するが、過剰に分泌すると肌荒れが起きる